町長のご挨拶

牟岐町長 福井 雅彦

 

牟岐町ホームページにお越しいただき有難うございます。

 『町長の挨拶』は、毎年度、一度だけ更新させていただいておりますが、本年度は特に嬉しいニュースがあり、年度途中で更新させていただきます。

 それは、これまで出羽島アート展でご愛顧いただいておりました出羽島が、昨年の10月21日、文化庁の重要伝統的建造物群の選定を受け、本日、平成29年2月23日、官報告示されました。

 家屋調査に当たられた京都大学の教授は、出羽島の漁村集落を、「このような貴重な歴史的価値を有する漁村集落は他に例を見ない。日本の宝だ。」とまで評価していただきました。

 

 平成27年12月7日、牟岐町の大島湾内にある千年サンゴの保全活動が、(社)日本ユネスコ協会の未来遺産に登録されましたが、これに併せ牟岐町にとりましては、本当に嬉しいニュースでございます。

 これまで徳島県では、この重要伝統的建造物群に、昭和63年に脇町のうだつの町並みが、平成17年には東祖谷の落合集落が選定され、両地域とも数年後には爆発的に観光客を受け入れ活性化しています。

 牟岐町も、両町に負けないよう、交流人口の大幅な増加に向け、皆様に満足していただけるような環境整備に努めて参りたいと思います。

 この出羽島と大島の周辺海域は、出羽島のシラタマモ、津島の暖地性植物群落、その周辺のカンムリウミスズメ、大島のオカヤドカリと、4つの国の天然記念物を有する海域であり、昔ながらの貴重な自然環境が残された地域でございます。

 今後は、この素晴らしい歴史と自然を有する地域を後世に伝えると共に、町の観光振興に生かして参りたいと考えています。

 

 地方創生が叫ばれる現在、消滅の危機にあった出羽島が、将来に残し伝えるべき重要な国の文化財に選定され、また、千年サンゴの保全活動も100年後の皆さんに残し伝えるべき未来遺産として選定されたことは、取りも直さず、『牟岐町は消滅してはならない。牟岐町の貴重な歴史や自然を後世に残すことが、今を生きるあなた方の使命である』との天のお告げを頂いたと思い、精一杯、地方創生に努めて参りたいと思います。

 今後とも、皆様方のお力添えを宜しくお願い致します。

平成29年2月23日

牟岐町長 福井 雅彦