公開日 2024年10月01日
令和6年9月5日(木)に電子入札を執行したプール改修工事の入札において、入札終了後(落札者決定後)に、最低制限価格の設定誤りがあったことが判明したため、落札決定を取り消し、改めて入札を行うこととしました。入札に参加された事業者様をはじめ関係者の方々には、入札の手続きにおいて重大な誤りがあったことにより大変なご迷惑をお掛けし、心からお詫び申し上げます。今後、このような事態が発生しないよう原因の検証を行い、適正な入札事務の執行を徹底いたします。
1.入札を行った業務の概要
令和5年6月の台風により被災した牟岐町B&G海洋センタープールの改修工事。
2.最低制限価格による入札とは
最低制限価格制度とは、契約の内容に適合した履行を確保するため、あらかじめ最低制限価格を設けた上で、予定価格の制限の範囲内の価格で最低制限価格以上の価格をもって申込みをした者のうち最低の価格をもって申込みをした者を落札者とするものです。(地方自治法第234条第3項ただし書、地方自治法施行令第167条の10第2項)
3.本件入札、最低制限価格の設定誤りの経過・原因
・入札日時
令和6年9月5日(木)10:00開札
・委託業務の名称
令和6年度牟岐町B&G海洋センタープール改修工事
・予定価格(税抜き)
102,880,000円
・入札方法
指名競争入札(電子入札)
・誤りの内容
最低制限価格の算出において、算定式の誤りにより本来の最低制限価格よりも低く設定してしまったことにより、本来落札者とすべきではなかった入札者(B者)を落札者として決定してしまい、落札者決定通知書を発行してしまった。この結果、本来落札するはずだった入札者(A者)が落札できなかった。
4.対応
落札者決定通知の取り消し及び再度入札を行うこととします。なお、落札者と決定されたB者並びに落札できなかったA者に対しては、謝罪及び事情を説明いたしました。
5.再発防止
最低制限価格の複数でのチェック体制を厳格化し、再発防止に努めてまいります。